一
一木白之さん (8pryw8c6)2024/2/16 04:36 (No.1077522)削除2月12日(振替祝日)菊陽で開催していた
ポップサーカス(大阪に本社)の最終日に見に行きました。
家内が早い時期から行きたいと言っていましたが、
やれインフルエンザだ、やれ北東の鬼門で方角が悪い、
やれ三隣亡、仏滅だと屁理屈を並べ立てていましたが、
最終日となり渋々と重い尻がなんとか持ち上がりました。
子どもの頃、云うことを聞かないと「サーカスに売るぞ」
と散々脅されていたので、
サーカスに良い印象はありませんでした。
小学低学年時に、一度大牟田市で見たことはあります。
記憶として直径10mほどの金網の球体の中をオートバイで
天井まで逆さまにグルグル回るのが不思議でした。
高校の物理で遠心力を習った時、落下しないための
最低必要速度を計算してみました。
たった時速25kmでした。
なーんだ。
さて、サーカスが儲かるかどうかですが。
興行しているのは儲かるハズですが。
前売りが98%、子ども半額とすると平均単価3500円程度で、
入場率を土日祝は90%、平日50%とすると、
席は1200席(5割がSS,3割がS、A、Bは申し訳程度)なので
土日祝が3公演で1千万円/日、
平日は1~2公演で2~3百万円/日程度の売り上げでしょう。
合計すると菊陽公演は平日30ステージ、
土日祝51ステージだったので約2億円の売り上げですかね。
年間で最大12億円。
ほとんどが外人の契約演者が50名程度、
日本人支援者50名程度なので売り上げは月一人当たり100万円。
他ポップコーン、コーラ等の売り上げが数百万円。
子連れが多いので、物販の売り上げも多いでしょう。
私たちも一番安い200円の肉まん・あんまんを買い貢献しました。
この売り上げでは経営は厳しく
日本には4団体しかないのも肯けますね。
見物人は私たちのような老夫婦は見かけませんでした。
祝日なのでほとんどが小学生以下の子連れ家族、
またはお財布担当の祖父祖母と孫、そして子ども会の団体風でした。
なお、当日券売り場は私たちを含め、
たった3家族で、大半が前売り券購入者の様でした。
出演者は、南米系白人、エチオピア人 、黒人、
中国雑技団、そしてたった一人の日本人でした。
なので初めはメキシコ系のサーカスかと思いました。
クラウン(ピエロ)は日本語を使わない、英語も下手だからです。
演技が始まりました。
演者の眼が生きているのです。
決死の演技が次々と飛び出してきました。
私は斜に構えてみていましたが、直ぐに目が覚め、
引きずり込まれてしまいました。
天賦の才能を研ぎ澄ました人々の真剣さに感動した2時間でした。
実に良かったです。